「冬の乾燥肌」にならないための5つのケア2020年版

2021年4月20日

いよいよ年末。クリスマスに年末年始のシーズンは楽しみがいっぱい!

大事な時期だからこそ指先が乾燥でひび割れたり、口のまわりに乾燥ゾーンができたら嫌ですよね。

ではどうしたらお肌を乾燥から守ることができるでしょうか?

親ゆずりの乾燥肌のIzumiが、5年かけてたどり着いたセオリーをご紹介します。

結論からいいます

 お肌が乾燥する手順・道具・製品を徹底的に避けること!

これに限ります。

5つのポイントに絞りました。

グリセリンたっぷりの石鹸で洗う 

石鹸でお肌を潤すって、意外にきこえますよね。

一般的に「石鹸で洗うとお肌が乾燥する」と言われています。

確かに普通の石鹸を使うとお肌は乾燥します。お肌に塗ってみると分かりますが、すぐにピリピリし始めます(絶対にやらないでくださいね!)。思えば、こういう石鹸を長年使い続けたからお肌がだんだん乾燥していったのです。

水分と 油分 お肌を潤すのはどっち?

「お肌の乾燥」を防ぐ方法といえば「水分がいい」とか、「油分も必要」などいろいろな情報があります。Izumiは専門家ではありませんが、以下で実際に試した結果をご紹介します。

水分は肌を潤わせる?

水分を与えるとお肌はしっとりします。でも時間が経つと水分が蒸発してまた乾燥します。そして、ご承知の通り、水分はもともとお肌の中にあった水分と結びついて蒸発するので、乾燥が前よりもひどくなります。

油分は肌を潤わせる?

油分にも種類がいろいろあります。ホホバオイルのように潤いを与え、かつ保護膜を作ってくれるものもありますが、基本的に「保護膜」の役割をします。

お肌にホホバオイルを塗って試してみましたが、乾燥は解消しませんでした。

逆に油膜を先に塗ってしまうと、後からいくら潤い成分を塗っても、お肌に届かないので、逆効果になってしまいます。

潤いのカギはグリセリン

お肌を潤すのはグリセリンです。グリセリンは石けんを作ると石けんの中にできる成分です。

スーパーやドラッグストアの石鹸で顔を洗うとお肌が乾燥します。それは石鹸に含まれているグリセリンを抽出して別の製品を作っているから。

1回や2回では分からなくても、一日2回、毎日、何年も使い続けると、お肌はだんだん乾燥していきます。グリセリンは薬局で瓶入りのものが売られていますが、糖分を含みベタベタするので扱いづらいです。

おススメは「グリセリンたっぷりの石けん」です。

石鹸とお肌

簡単にいうと、水分と油分と苛性ソーダを合わせると、石鹸とグリセリンができます。手作り石鹸はグリセリンがたっぷり含まれているから、洗い上がりがしっとりします。

「グリセリンたっぷりの石鹸」といえば、一番確実なのが手作りした石鹸です。原材料を自分で厳選しているので安心して使えます。Izumiも石鹸を手作りした時期がありました。

でも手作り石鹸は作るにも結構時間がかかるし、苛性ソーダの保管にも相当気を使います。そこでお肌の乾燥に改善がみられた時点で、既製品で同様の石けんを探してみました。

今とても気に入っているのが、イギリスのLUSHの石けん。

今年で使い始めて3年目です。しっとりする、色がキレイ、香りもいい、と三拍子揃っていて、とても気に入っています。普通の石鹸よりも値段がお高いですが、効果を考えて納得しています。

オイル系クレンジングで潤いを逃さない 

「さっぱりしすぎる」クレンジング。これもお肌の乾燥の原因になるポイントです。メイク歴20年以上のIzumiはクレンジング剤と洗顔料でのダブルクレンジングも20年以上実践していましたが、数年前から洗い上がりのお肌のつっぱり感、乾燥かんが気になるようになりました。

大事なのは「お肌を乾燥させない」方法を見つけることです。

クレンジングもいろいろですが、潤いを損なわないことを最優先に考えて行き着いたのがクレンジング・バーム、オイル性のクレンジング料です。

容器の中では柔らかめの固形ですが、手に取って温めるとオイル状になります。

掌に適量をとってオイル状になってから、顔に円を描くようにゆっくりマッサージします。するとメイクがゆっくり浮き上がります。これを拭き取るか洗顔へ進めばOK。

ウォータープルーフ・マスカラもアイラインもしっかり落としてくれます。

オイルが残っていると、他のお手入れの成分がお肌に浸透しづらいので、ここでしっとり石鹸でお肌を洗います。

お肌をしっとりさせたらクリームでしっかり保護

お風呂でお肌をしっとりさせてお肌の水気をしっかり拭き取ったら、すぐクリームで保護膜をつけてあげます。

写真は左上から、超しっとり系のボディバター、Hempハンドクリーム(夜たっぷり塗ると翌日の昼間に塗らなくてもしっとりが続きます)、顔にはアンティエイジングも含まれる保湿クリーム。ボディには超しっとりのボディバター、唇にはNUXEのリップバーム、しっとりさせつつリフティング効果もある顔の夜用クリーム。

夜はリップバームで唇も乾燥知らず 

唇が乾燥するとリップを塗っても台無しですよね。

長い間リップクリーム派でしたが、冬の朝起きると乾燥していることがあります。そこで話題の「リップバーム」を試してみました。

フランスのオイル製品の老舗NUXEの製品を使ってみました。

唇が朝までしっとりします。

お肌の潤いを損なうものを使わないのが鉄則

その1 こんにゃくスポンジ

お肌が乾燥しているときに化学繊維のボディタオル・スポンジ・ブラしシ類でゴシゴシ擦ると、摩擦のせいで乾燥が余計ひどくなってしまいます。 

Izumiもナイロン製でおしゃれなルーファをやめて、天然素材のスポンジに切り替えました。

昔から綿やシルクのボディタオル、ヘチマなどがいいと言われていますが、今注目されているのがこんにゃくスポンジです。

袋から出すと、乾燥した海綿のようですが、水を含ませると湿ったスポンジのような質感になります。ヨーロッパではKonjac Sponge(フランス語で Eponge Konjac)と紹介されています。

微量に含まれる天然の成分がお肌にいいと言われています。

お肌を余計に刺激しないのもいいですが、洗いごたえもあって、スクラブをかけたような効果も多少見られるので、お気に入りになりました。

ボディ用シルクのタオルは柔らかすぎて、物足りない時があるので、GOOD👍🏻

その2 洗えるコットン 

化粧水をつける時に使うコットン 、といえば綿の製品が思い浮かびますよね。

綿製品は乾燥しているので、冬場の乾燥が気になる季節に使うとお肌がヒリヒリしていました。そこで使うのをやめてみると、ヒリヒリがだいぶ和らぎ、しばらくすると口の周りの乾燥が改善されました。

今使っているのは、洗えるコットン。綿やシルクを織り込んだ生地で作ったコットンでシルクの成分がお肌に優しいのが良いところ。しかも、洗って再利用ができる素材なので、ゴミの増量につながらずに環境にも優しい製品です。

関連記事:https://izumiryo.com/5products-against-skin-dryness2020

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

このブログのテーマは「忙しい日常の中に小さな癒しを見つける」こと。

お肌のトラブルは、冬になると必ず直面する問題です。

原因は空気が乾燥することですが、

この一年間のお手入れの結果が現れているせいかもしれないし、

お肌のコンディションが変わったことせいかもしれません。

いずれにしても、早めに手を打つことが大事です。

この記事が、少しでも皆さんのお役に立てたら大変嬉しいです。

では、年末までわずかになってきました。お体に気をつけて下さいね。

次回をお楽しみに。 A bientȏt 🖐🏻

和泉 涼