クリスマスツリーはどこからきた?

2021年4月20日

Les Origines du Sapin de Noël

Blogmas Essai 21

今回はクリスマスについての豆知識です。

クリスマスツリーの起源

クリスマスツリーはイギリスとアメリカ特有の風習と見られがちですが、実は紀元2世紀ごろに北アフリカで緑色の木を飾る風習がありました。

今のようなツリーの原型はケルト人の風習にあり、北欧でも古くから冬至(Winter Solstice)の時期にツリーを飾る風習がありました。ドイツ近郊では中世からツリーを飾り始めたといわれていてヨーロッパ各地に広がったのは19世紀になってからでした。

イギリスへの広がり

イギリスへはヴィクトリア女王の時代に、夫君のアルバート公が故郷のドイツのザクセン地方からはじめて持ち込まれたといわれています。フランスではロレーヌ地方とアルザス地方から各地に伝わりました。

デコレーション

ツリーのデコレーションは最初は木の実が飾られました。でも木の実が取れない時期もありました。そんなときにガラス職人が、ガラス細工でオーナメントを作ったことから球形の飾りをつけるようになりました。

クリスマスツリーのデコレーションに欠かせないのがガーランド。全体に華やぎを演出するキラキラのデコレーションです。電飾もガーランドの一種です。

伝統的にツリーにはこのほかに天使や雪だるまなど冬をイメージしたオーナメントを飾ります。

ツリーの頂上には輝く星のオーナメントをつけます。これはキリスト誕生のお話に出てくる星で、キリストの誕生を祝うために訪れた人々を導いた一番星を表しています。

このほかにジンジャークッキやジンジャーブレでおで作った家を飾る風習があります。

まとめ

クリスマスはイギリスが主流で商業ベースに広がったと思っていましたが、イギリスはもちろん、ドイツ、フランスそして北アフリカ、北欧やケルト人の風習にまでルーツがあるとは、本当に驚きました。

世界のさまざまな風習が少しずつプラスされてできあがったものだったんですね!!そのクリスマスもいよいよ4日後、その後は一気に年末に迎えいます。

体調を崩したりしないよう気をつけてくださいね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回をお楽しみに!! A bientȏt !🖐🏻

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