Zero Waste地球のためにできること!年末こそ考えたい
Blogmas Essai 3
青い惑星
小学校の社会科の授業で地球の海と陸の割合は7:3と習ったのを覚えていますか?
私たちが住む地球は7割が海で覆われ、3割が陸地ということでした。
そして水が豊かな環境だから生命の誕生が可能だったとも聞いてきました。
「環境汚染」「空気汚染」「オゾン層の破壊」「ダイオキシン問題」
こういったことばを聞くようになって、どれくらい経つでしょうか。
残念ながら解決へ向かうどころではない現状も日々ニュースになっています。
私たちが生活の中でできることには、どんなことがあるでしょうか?
毎日の生活の中できること
「ダイオキシン問題」への答えの一つは、ずばり「ゴミを減らす」こと、「使い捨てを減らす」ことでしょう。
ショッピングバッグの持参
Izumiが育ったベルギーでは買い物にマイバッグを持って行くのは常識でした。お肉屋さんやパン屋さんなどの商店で買ったものを、持参した袋に入れてくれました。
日本では2020年にようやく取り組みが本格的になりました。
マイ箸/マイカトラリー の持参
大学時代からマイ箸を持参していました。日本ではお弁当の文化があるので、お箸を持参することはヨーロッパほど突飛な発想ではありません。しかしお弁当といえば「割り箸」が定着しています。マイ箸を忘れても「お弁当を買ったときにもらえばいい」から「マイ箸を持って外出する」習慣に切り替えるわけですね。
マイタンブラーの持参
世界最大のコーヒーチェーン、スターバックスやタリーズコーヒーは1996年ごろに日本に上陸しました。
これらの企業は当時すでに「マイタンブラー」運動を行っていました。ご承知の通り、自分のマグカップ(またはタンブラー)を持参すると、飲み物を持ち込んだマグカップ(またはタンブラー)に入れてくれ、「マイタンブラー割引」として値引きもしてくれます。
ステンレス製ストローへの切り替え
以前はストロー売り場ではプラスチック製のストローが100本入ったパックが販売されていました。もちろん今でもありますが、変わったのは紙や金属製のストローが見られるようになったことです。
1年ほど前から紙製のストローが出はじめました。ダイオキシンの問題を考えると紙の方がいいという発想だったのでしょう。でも紙の生産が森林伐採につながるため環境問題への取り組みとしては正解とはいえなかったはずです。
最近出はじめたのがステンレスのストロー。中を洗うブラシまで付属している場合もあります。材質がステンレスなので、錆びる心配もなくいつまでも使えるのが利点です。上の写真のようにカーブしたもの、真っすぐのものなど種類もいくつかあります。
布製フェイスコットンへの切り替え
以前はクレンジング後の拭き取りやローションをつけるときは綿製のコットンを使っていました。
しかし、ローションをつけるのは朝晩の2回、クレンジングは1回。1日にコットンを最低3枚捨てることになります。これは一人当たりのお話です。
女性が二人の家庭では一日6枚、1週間で42枚、1ヵ月で126枚のコットンを使っては捨ることになります。
今注目を集めているのが「洗えるコットン」です。布でできたフェイスコットンです。
使い終わったら捨てるのではなく洗濯してまた使おう!というものです。Izumiも最近使いはじめました。
素材もオーガニックコットンからシルクまで。シンプルな布からお肌にいい成分に注目したものまで、種類も豊富です。
まだスーパーで見かけることはありませんが、使っている人が増えていけばきっとその日がくるでしょう。
最近投稿した別の記事でも少し触れているのでぜひチェックしてください。↓
関連記事 : https://izumiryo.com/winter-skin-dryness-2020
竹の歯ブラシ への切り替え
以前歯ブラシはプラスチック製のものが一般的でした。
ブラシの部分は、昔から化学繊維か天然毛(豚毛など)かの選択肢はありました。
今注目されているのは本体。最近は竹製のものが出回っています。
これもZero Wasteへの取り組みで開発された商品です。
Izumiも使っています。ヘッドが小さめで奥まで入っていきやすくので、隅々までブラシを当てることができます。ブラシ自体も弾力があって使い心地はプラスチック歯ブラシよりずっと気に入っています。
関連記事はこちら→https://izumiryo.com/zero-waste-final-cleaning-2020
最後に
環境問題への取り組みはこれだけではありません。
大きな取り組みを1回だけ行うより、小さな取り組みを継続して行う方が大きな結果をもたらします。
生活のリズムを変えるのは簡単なことではありません。
環境問題も猶予がなくなってきた今こそ、ひとりひとりが自分の問題として取り組んでいかなければならないのです。Izumiもこれからも少しでも取り組みを増やしていければと考えています。
関連記事「春の海と青い地球」もお読みください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回をお楽しみに! A bientȏt! 🖐🏻
和泉 涼
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